片山さつき衆議院議員の迷言
2008-04-14


官僚と自民党の関係についてもう一つ。

片山さつき議員が当選したときに、日本テレビのインタビューに答えて「他の議員にはともかく、そんな質問は私にはしないで」と言ったことが話題になったが、このとき彼女はもう一つ面白いことを言った。「(国会に)移っても、まんざら知らない世界じゃないので」と言ったのだ。財務省の役人であっても、実際に国の政策を決めてきたのは自分たちだという強烈な自負が垣間見えたのだが、よく考えると変なことである。建前上は「政策の立案は国会」「政策の実行は行政」ということのはずだが、実際は政策の立案も官僚がやっているということの表れだろう(まあ、実際には彼女も自民党に来れば一年目のヒラ議員にすぎないわけだから、彼女は本当は政治のことはあまりわかっていなかったのではないかという気もするが)。


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